お手入れ方法

完成してからのお手入れが非常に大切です

きちんとお手入れするかどうかで入れ歯の状態が変わります

歯ブラシご自分のお口に合った最適な入れ歯を手に入れることも大切ですが、入れ歯が完成した後のお手入れも非常に大切です。適切にお手入れして初めて、入れ歯本来の機能を十分に発揮させることができるようになります。また、せっかく費用をかけて作った入れ歯を長持ちさせるためにも、適切なお手入れは欠かせません。
毎日きちんとお手入れするかどうかで、入れ歯の状態が変わります。費用をかけて入れ歯を作っても、お手入れ次第では快適に使えなくなることもあります。入れ歯のお手入れ方法には様々なものがありますが、患者様の中には適切にお手入れしていなかったり、ご自分ではきちんとお手入れしているつもりでも、適切ではなかったりする場合もありますので、ここでは主な入れ歯のお手入れ方法をご紹介します。

入れ歯のお手入れ方法のポイント

  • 入れ歯を落としたり、強い力でこすったりしない
  • 入れ歯を外してそのままにしない
  • 毎日入れ歯を清掃して、清潔な状態を保つ
  • 入れ歯を乾燥させない
  • 就寝時には入れ歯を外す
  • 入れ歯だけでなく、残った歯もきちんとケアする(部分入れ歯の場合)
  • 歯科医院で3ヶ月~半年に1回程度の定期メンテナンスを受ける

など

入れ歯をお手入れする時の注意

慎重に扱いましょう

入れ歯を落としたり、強い力でこすったりすると破損したり、変形したりする場合がありますので、お手入れする時には慎重に扱うようにしましょう。また、外した入れ歯をそのままにしておくと破損に繋がりますので、水を入れたコップに浸しておくなど適切に管理するようにしましょう。

お手入れは水を張った上で行いましょう

入れ歯を落とした時の破損や、排水口への流れ込みなどを防止するために、洗面器やシンクに水を張り、その上でお手入れするようにしましょう。

できるだけ毎食後ブラッシングしましょう

入れ歯のお手入れで一番大切なのが、食後のブラッシングです。できるだけ毎食後、天然歯と同じように丁寧にブラッシングするようにしましょう。ブラッシングを怠ると、細菌やカビが発生したり、歯垢(プラーク)が付着したりして、口臭の原因となったり、まわりの残存歯の虫歯・歯周病の原因となったりすることがあります。

残存歯もきちんとケアしましょう

部分入れ歯を使用している場合には、残存歯のケアも大切です。特にクラスプ(金属のバネ)を掛けている歯は汚れやすいので、丁寧にブラッシングするようにしましょう。

乾燥させないようにしましょう

入れ歯は乾燥すると変形したり、ひびが入ったりすることがありますので、入れ歯を外した時には必ず水に浸しておくようにしましょう。

入れ歯のお手入れの流れ

Step1流水で洗浄

洗面器やシンクに水を張り、入れ歯の破損や排水口への流れ込みなどを防止した上で、流水で食べかすなどの汚れをすすぎ落とします。

Step2ブラッシング

天然歯と同じように丁寧にブラッシングします。歯磨き粉を使用すると入れ歯が傷つく恐れがありますので、入れ歯用の歯ブラシを使って軽い力で磨いてください。歯と歯の間や入れ歯の内側のくぼみ、クラスプを掛けた歯(部分入れ歯の場合)など、汚れが溜まりやすい場所は念入りに磨くようにしましょう。

Step3残存歯のケア

部分入れ歯を使用している場合には、残存歯もきちんとケアするようにしましょう。クラスプを掛けている歯や、入れ歯と隣り合っている歯などは特に汚れが溜まりやすいので、歯ブラシの毛先がきちんと接しているか確認しながら、丁寧にブラッシングするようにしましょう。

Step4流水で洗浄・水に浸して保管

流水で洗浄した後、水を張った容器で保管して乾燥を防ぎます。

Tel.072-493-8001問合せ
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