子供の歯(乳歯)が転んだり・ぶつけて変色(茶色・グレー)になった対処法

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ケガをして乳歯が変色した

ケガをして乳歯が変色した転倒などによって歯をぶつけ、神経が死んでしまうと、乳歯が茶色っぽくなったり、グレーっぽくなることがあります。
この変色は直後に起こるとは限らず、1ヵ月以上経過してから起こることもあります。また、衝撃によって歯の根が折れたりしている可能性もあります。
歯を強くぶつけたときには、その変色やその他症状の有無にかかわらず、お早目にご相談ください。

歯の色が茶色・グレーになるのはなぜ?

歯の全体的な茶色またはグレーへの変色が認められる場合には、神経が死んでいる可能性が第一に疑われます。
その他、着色、虫歯、エナメル質形成不全などによって変色することもありますが、通常はいずれも部分的な変色に留まります。

乳歯の神経が死んでいる場合は早めの処置を

乳歯の神経が死んでいる場合は早めの処置を

神経が死に、根管内で腐ってしまうと、感染を起こすなどして、その歯を残せない可能性が高くなってしまいます。
神経が死んでいることが疑われる場合、つまり茶色・グレーへの変色が認められる場合には、速やかに歯科医院を受診してください。

変色した乳歯の対処法

神経が死に変色してしまった乳歯を残すためには、根管治療が必要になります。

根管治療

根管内の死んだ神経を取り除き、根管内をきれいに消毒したのち、薬剤を詰め、さらに白い詰め物を詰めて蓋をします。
なお、通常これらの処置は歯の裏側から穴をあけて行いますので、治療の痕が外から見えるということはありません。

転んだり・ぶつけたりして歯が折れた・欠けた場合は?

転んだり・ぶつけたりして歯が折れた・欠けた場合は?歯をぶつけて折れた・欠けたという場合には、その破折片を持ってすぐに当院にご相談ください。
欠け方が小さければ、歯科用接着剤での接着が可能です。なおその際、破折片は歯牙保存液・牛乳・生理食塩水のいずれかに浸けてお持ちください。歯牙保存液は、薬局で売られています。

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