インプラント手術が
受けられないケース

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こんな方はインプラント
手術が受けられない場合があります

虫歯・歯周病が治っていない方

お口の中に虫歯・歯周病があり、完治されていない場合には、安全にインプラント手術を行うことができません。そのため、先にそれらを治療してから手術を行うことになります。
岸和田のくすべ歯科では、治療前の検査で虫歯・歯周病が見つかった時には、必ずそれらの治療を優先させます。虫歯・歯周病がある状態でインプラント手術を行うことはありません。

糖尿病や高血圧などの全身疾患をお持ちの方

糖尿病や高血圧などの全身疾患がある場合、危険がともなう恐れがあるためインプラント手術が受けられない場合があります。まずはかかりつけ医に相談し、全身の健康状態を回復させてから手術を受けられることをおすすめします。

危険がともなう恐れがある全身疾患
  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 脳梗塞
  • 脳出血
  • 喘息
  • 慢性気管支炎
  • 肺気腫
  • 貧血
  • 薬物アレルギー
  • 金属アレルギー

など

妊娠中の方

安定期であればほとんどの歯科治療は受けられますし、歯科のレントゲンは口腔内の限られた部分のみを撮影するため、胎内の赤ちゃんへは何ら影響はありませんが、安心して出産を迎えるためにも妊娠中のインプラント手術は避けて、出産を終えてから受けられることをおすすめします。

煙草を吸われる方

喫煙者は、非喫煙者と比べて口内粘膜の血流が悪く、免疫力が低下して術後の治癒が遅くなる傾向にあります。そのため、インプラント手術を受けられる方には禁煙をおすすめしています。煙草を吸われると手術に際してのリスクだけでなく、治療後、「インプラント周囲炎」になるリスクも高くなります。

顎の成長が終わっていない方

未成年など、顎の成長が終わっていない方はインプラント手術が受けられない場合があります。顎の骨の成長が続いている状態で手術すると、成長とともにインプラント体(人工歯根)がずれてしまう恐れがあるからです。そのため、16歳以下の方への手術は避けるのが一般的です。

チタンが原因でアレルギー症状を引き起こす方

顎の骨に埋入するインプラント体(人工歯根)は、生体親和性の高いチタンが採用されていますが、ごく稀にチタンが原因でアレルギー症状を引き起こしてしまう方もおられます。そうした方にはインプラント手術が行えない場合があります。

骨が足りない(薄い)方

骨が足りない(薄い)と安全にインプラント手術が行えない場合があります。こうした場合には、骨造成などの専門的な治療を行って骨を増やす必要があります。当院では 「GBR法(骨再生誘導療法)」「ソケットリフト」「サイナスリフト」などの高度な治療に対応していますので、「顎の骨が細い」「顎の骨の高さが足りない」「顎の骨の量が少ない」などの理由により他院で手術を断られた方はお気軽に当院までご相談ください。

インプラント治療が
受けられないケースの対処法はあるの?

インプラント治療の適応外となった場合にも、適切な対処法によって、治療が可能になることがあります。
また、インプラントができる・できないの基準は歯科医院の技量・設備などによっても異なりますので、ある歯科医院でできないと言われたからといって、それだけで諦める必要はありません。

1.虫歯・歯周病の治療を受ける

まずは虫歯、歯周病をきちんと治しましょう。特に歯周病は、顎の骨の吸収を進める病気ですので、必ず治療を受けなければなりません。

2.かかりつけ医で血糖・血圧コントロールを行う

糖尿病・高血圧の方は、まずは内科などで治療を行い、血糖・血圧コントロールに努めましょう。
血糖・血圧が安定すれば、インプラント治療が可能になることがあります。

3.出産後にインプラント治療を受ける

妊娠中は、原則としてインプラント治療を行いません。出産後、再度ご相談ください。
授乳期間には、処方する抗生物質などの影響を考慮し、母乳ではなく粉ミルクなどの人工乳に代えていただきます。人工乳に抵抗があるという場合には、授乳期間を終えてからインプラント治療を受けましょう。

4.骨造成に対応している歯科医院を受診する

顎の骨の量が不足しているためにインプラントができないと言われた場合であっても、当院でも導入している「GBR法(骨再生誘導療法)」「ソケットリフト」「サイナスリフト」などの骨造成に対応している歯科医院であれば、インプラント治療が可能になることがあります。

5.顎の成長を待つ

未成年の方など、顎の成長がまだ終わっていないためにインプラントができないと言われた場合には、顎の成長が終わるのを待つ必要があります。
ただ、その期間を歯がない状態で過ごすことはおすすめしません。他の歯の負担が大きくなってしまい、連鎖的に歯を失ってしまうことがあるためです。入れ歯やブリッジなどで審美性・機能性を維持しましょう。

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