インプラントを
やめたほうがいいと
思っている方へ

  • ホーム > 
  • インプラントをやめたほうがいいと思っている方へ
インプラントは、その高い審美性・機能性から、「最適な治療」と考えられがちです。
しかし、患者様お一人おひとり、お口の状態、ライフスタイル、譲れない点・妥協できる点は異なります。つまり、インプラントが最適な治療とは限らないのです。自費の精密な入れ歯が合っているという方もいらっしゃれば、ブリッジが合うという方もいらっしゃいます。
ご自身がインプラント治療の何に不安を抱いているのか、その不安は「なんとなく」ではなく本当にリスクとなり得るのか、十分に把握・理解することが大切です。
その上で、お一人おひとりにとっての「ご満足できる治療」と出合っていただければ、私たちは、うれしく思います。

インプラントをやめた方がいいと言われる本当の理由は?

インプラントをやめた方がいいと言われる、判断に慎重を要する理由には、以下のようなものが挙げられます。

1.手術が必要

インプラント治療において、手術は必須です。「手術そのものが絶対に嫌」という場合には、インプラント治療はできません。
ただ、インプラントに対応している歯科医院の中でも、感染などの合併症対策、静脈内鎮静法・笑気吸入鎮静法への対応、設備・安全性を高める技術(歯科用CT・サージカルガイドの有無)などの点から、手術の安全性には差があります。
手術に不安が残るという場合には、手術の安全性を高める努力をしている歯科医院を探しましょう。

2.顎の骨の量が少ない

顎の骨の量が少ない場合、歯科医院の方から「インプラントはできません」と言われることがあります。インプラントは、顎の骨に埋入して自立するため、骨の量が少ないと、埋入ができない・できても長持ちしない可能性があるためです。
しかし、「GBR法(骨再生誘導療法)」「ソケットリフト」「サイナスリフト」といった骨造成に対応している歯科医院であれば、インプラントが可能になることがあります。

3.治療費が高い

治療時のご負担という意味では、自費診療となるインプラントは、入れ歯・ブリッジより圧倒的に高くなります。しかし、10年、20年と使用するあいだのコストパフォーマンスという観点から考えると、一般的に数年で作り替えが必要になる入れ歯・ブリッジとの差はそれほど大きくありません。またその間、美しく、機能的なお口で過ごせるため、QOL(生活の質)も維持できます。
さらに、医療費控除や高額療養費制度を活用することで、費用面でのご負担を軽減することができます。

4.治療期間が長い

インプラントの治療期間は一般に、下顎の場合で約6カ月、上顎の場合で約12カ月となります。
この治療期間の長さは、顎の骨とインプラントの結合を待つ治癒期間が数カ月必要であることが主な理由になっています。そのため、通院回数という意味ではそれほど多くありません。
また、一度の治療で10年、20年と長く使えることを考えると、作り替えのたびに頻繁な通院が必要になる入れ歯やブリッジと比べて、トータルでの治療期間という意味でも、一般に考えられているほど大きな差にはなりません。

5.治療後のメンテナンスの必要性

よく「インプラントは治療後のメンテナンスが欠かせません」と言われます。確かにこれは正しい情報です。しかしそもそも、入れ歯でもブリッジでも、定期的なメンテナンスは欠かせないものです。
インプラントはメンテナンスを怠ると、最悪の場合「インプラントの脱落」に至ることがあるため、ことさらメンテナンスの必要性が強調されているのです。メンテナンスは本来、すべての方に必要なものです。

6.強く噛みすぎてしまう

天然歯の根のまわりには、クッションの役割を果たす「歯根膜」がありますが、インプラントにはこれがありません。
そのため、インプラント治療の直後は、微妙な感覚のズレから、やや強く噛みすぎてしまうことがあります。ただ、次第にその噛み方に慣れていきますので、それほど心配する必要はありません。

7.金属アレルギーのリスク

インプラントには、金属の中でも金属アレルギーのリスクが低い「チタン」が使用されますが、チタンに対する金属アレルギーのある方は、インプラントができないことがあります。
ただし、当院でも取り扱うジルコニアインプラント(人工歯根にジルコニアを代用したインプラント)であれば、金属アレルギーのある方でも安心して治療を受けられます。

8.再治療が困難

インプラントはインプラント体(人工歯根)、アバットメント(連結部分)、上部構造(人工歯)から成ります。
アバットメントと上部構造については、比較的容易に交換が可能です。
ただし、インプラント体に不具合が生じた場合には、インプラント体を撤去したのち、再度新しいインプラント体を埋入することが難しいケースがあります。その場合は、入れ歯やブリッジなどによる治療が必要になります。
経験豊富で設備の整った歯科医院を選び、再治療が必要になるリスクの低減に努めることが大切です。もちろん、定期的なメンテナンスに通うこと、日々の丁寧なホームケアも欠かせません。

インプラント治療をする?しない?と判断する方法

インプラント治療をするかしないか、最終的な判断の材料となるのは、主に以下の3点です。

もちろんインプラントの適応症例であることが大前提ですが、これら3点に「YES!」と答えられる場合には、基本的にインプラントをおすすめします。

1.患者様が大切にしたいことがインプラントで叶えられるか

お口元の美しさ、噛む力の再現性、お手入れのしやすさなど、患者様が求めていることが、インプラントで叶えられることが大切です。反対に、とにかく費用を抑えたいといった、インプラントで叶えることが難しいご希望がある場合には、おすすめできません。

2.患者様がインプラントのデメリットに納得できるか

手術が必要であること、入れ歯・ブリッジと比べて定期的なメンテナンスがより重要になること、治療期間が長くなることなど、インプラントのデメリットについても、十分にご納得していただく必要があります。

3.受診した歯科医院で適切なインプラント治療が受けられそうか

適応の範囲はもちろん、手術中・手術後のリスクや合併症が起こる可能性などは、歯科医院によって異なります。歯科医師の経験や設備、骨造成への対応など、患者様にとっての適切なインプラント治療が受けられる歯科医院選びができていることが大切です。
場合によっては、いくつかの歯科医院でカウンセリングを受けてみることも必要になるでしょう。

インプラントしたいけど、習慣や気持ちの面で不安な方

「インプラントをしたい」といくら強くご希望されていても、以下のような習慣をやめられない・気持ちをぬぐえないという場合には、インプラント治療をおすすめできません。

ただし、これらはいずれも改善・対策によって乗り越えることができます。

1.毎日のホームケアの習慣がない

インプラント治療の後、インプラントを長持ちさせるためには毎日の丁寧なホームケアが必須です。歯ブラシに加えて、歯間ブラシ、デンタルフロス、タフトブラシなどを併用することが大切になります。
ただ、これらは決して難しいことではありません。ホームケアを毎日、正しくできるようになってからインプラント治療に臨む、ということも考えてみましょう。
※虫歯・歯周病がある場合には、その治療が優先されます。

2.定期的なメンテナンスに通えそうにない

毎日のホームケアとセットとなるのが、定期的なメンンテナンスです。ホームケアでは除去できない汚れを、専用の道具を用いて徹底的に除去します。
毎日のホームケア、定期的なメンテナンスは、インプラントの脱落につながる「インプラント周囲炎」の予防、そして残存歯の虫歯、歯周病を予防するためにも欠かせません。
メンテナンスは3~6カ月に1度程度、必要になります。インプラントや天然歯を守るため、メンテナンスに通う自信がついてから、インプラント治療を受けましょう。

3.手術に対する恐怖心・不安がぬぐえない

手術が好き、とうい方はいらっしゃいません。誰しも多少の恐怖心、不安はお持ちです。ただ、特にこれまで手術を受けたことのない方にとっては、ハードルが高くなるのも無理はありません。
手術の内容、リスクについて、カウンセリング時にしっかりと説明を受けましょう。そうして、少しずつ恐怖心・不安を取り除いていくことが大切です。また、当院でも導入している静脈内鎮静法・笑気吸入鎮静法などを併用すれば、恐怖心・不安をほとんど感じずに、手術を受けられます。

インプラント治療に興味がある方は、一度くすべ歯科までご相談ください

インプラント治療に興味がある方は、一度くすべ歯科までご相談ください手術を伴うインプラント治療に不安を抱くのは、ある意味当然のことです。しかし、「漠然とした不安」はリスクを実際以上に大きく感じさせてしまいます。不安の原因をはっきりさせることで、インプラント治療を受ける・受けないの判断がしやすくなることは、お分かりいただけたのではないでしょうか。
インプラント・入れ歯・ブリッジという選択肢があるために、ほとんどの方は「どれを選ぼうか」と迷われます。迷っている段階でも結構ですので、まずはお気軽に当院にご相談ください。ご相談の上、「やっぱり入れ歯にしよう」と決断されたとしても、患者様にご満足いただければ、それが「最適な治療」となるはずです。当院では、患者様一人ひとりが、最適な治療に出合われることを願っています。

一番上に戻る
TOP