マウスピース矯正中の食事
マウスピース型の矯正装置は、お食事の際には必ず外していただきます。装着したままお食事をすると、マウスピースの変形・着色のおそれがあります。
そしてお食事のあとは、できるだけ早く歯磨きを行い、お口を清潔にしてから再びマウスピースを装着してください。
マウスピース矯正中の飲み物
マウスピース型の矯正装置を装着したまま唯一口にできるのが「水」です。
それ以外の飲み物は、マウスピースの変形・着色のおそれがあるため、避けてください。
特にスポーツドリンク・イオン飲料は要注意
スポーツドリンク、イオン飲料は「水に近いから」と気を許してしまう方がおられるようですが、こちらもマウスピースを装着したまま飲んではいけません。
クエン酸、アミノ酸などが虫歯を引き起こす原因になります。
それでも飲みたいときには
それでも水以外のものを飲みたいときにも、「甘いもの」「熱いもの」を避けることだけはお守りください。
それが守れ、なおかつ患者様ご自身が「(交換が間近だから)着色しても構わない」のであれば、冷たい・冷めた飲み物を口にしてくださって結構です。
マウスピース矯正中、食事に特に気を付けた方が良い時期
治療開始直後の数日間と、マウスピースを交換してからの数日間は、痛みを感じやすい時期です。
硬い食べ物はできるだけ避けてください。
矯正治療中に痛みが出にくい食事
主食

おかゆ、雑炊、硬くないパン、麺類などが良いでしょう。麺類にもいろいろありますが、よく茹でるなどしてやわらかくしたものがおすすめです。
おかず
魚や野菜の煮物、挽肉料理、卵料理などが良いでしょう。生野菜は意外と食べにくく、痛みが出やすくなります。
デザート
プリン、ゼリー、ヨーグルトなどがおすすめです。
硬い果物はできるだけ避けましょう。